肌の保湿に欠かせないセラミド

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肌の保湿に欠かせないセラミド

ドラッグストアーなどを見てみると、セラミドが謳われている化粧品は、敏感肌や乾燥肌不安定肌向きのものが多いように思えます。お高い成分なのかな?とも考えられますし、根本治癒に近い力を発揮するのかななどとも考えられます。アトピー性皮膚炎の症状を緩和したという話も聞きます。いったいセラミドって、どんなものなのでしょう。

 

 

セラミドとは

肌の潤いを守るために角質層に存在している成分です。セラミドが角質を埋め尽くすことに寄って、乾燥に対するバリヤの役割をします。乾燥を守る肌の脂質はほとんどセラミドで出来ているそうで、肌をカサカサにしないためにはセラミドを減らさないことが先決。身体で元々生成されている物質の一つです。ただしこれも加齢と主に減少していくのだそうです。

 

 

セラミドの働き

セラミドはセラミドそのものが保湿成分でなのですが、その他の保湿成分を安定させる為にも働くものでもあります。ですからいくらコラーゲンなどの保湿成分を補っても、セラミドが減少していれば効果は半減。最大限の効果を望むのであれば、まずセラミドを充分に補充しておいてね!ということのようです。
ただ先にお話ししたように、加齢と共に減るもの。お肌のターンオーバーってあるでしょ?28日周期で新しい肌が出来上がるってこと。このターンオーバーの周期が崩れると、セラミドの現象に拍車がかかります。加齢と共にこのターンオーバーの周期には狂いが生じてきますから、これを正常化することがセラミドを減らさないことになりますし、アンチエイジングとしても重要ですよね。ターンオーバーを正常化するには、やはり睡眠。ピーリング石鹸やビタミンC誘導体などの活躍も外せない項目です。


そうそう、クレンジングが大切ということはよく聞きますが、これが過ぎたるとセラミドが減ります。セラミドは脂質ですから、溶け出してしまうのです。かといって余計な皮脂を付けておいてはいけないんですって。皮脂は油ですから、顔の上に乗せておくと当然酸化するでしょ?
酸化は老化ですもの。朝晩の洗顔を欠かさず、その後に美容液でセラミドを補給、他の保湿成分もお顔に乗せましょう。
またセラミド美容液を肌に直接塗るときは、どうかたっぷり使ってください。ぺたっとするほどタップリ使うのが効果的です。Tゾーンのように脂質が気になるところはあまり付ける必要はないそうです。気になる部分にタップリつける。そうしないとすぐに乾燥を感じるのだそうです。

 

 

セラミドの副作用

身体で生成されている成分ですから、副作用は起こりにくいようです。いま効果的だと言われているのは、こんにゃく由来。以前は牛の脳から取り出されていましたが、狂牛病のリスクから植物由来に移行していきました。皮膚科の先生が考案したものには、アトピーの改善ために使われる馬セラミドを高濃度化したものなどもあるようです。馬は人に近いですから。皮膚科の先生は、バイオテクノロジーなどで作られたセラミドよりも、動物性の天然セラミドを支持する傾向にあるようですね。